ハッシュの3つの性質
ハッシュ関数には次の性質があり、これが用途を決めます。
- 決定性:同じ入力からは常に同じハッシュが出る。だから「値が一致するか」で同一性を確認できる。
- 一方向性:ハッシュから元のデータは(原則)復元できない。暗号化とは違い、戻せないのが特徴。
- 雪崩効果:入力を1文字変えるだけで、ハッシュ全体が別物になる。改ざん検出に使える理由です。
テキストからMD5・SHA-1・SHA-256のハッシュ値を生成できます。
テキストを入力するとハッシュ値が表示されます
このツールについて
はい、完全無料です。ユーザー登録やログインも不要です。
いいえ。すべての処理はブラウザ内で完結します。入力内容が外部に送信されることはありません。
MD5・SHA-1・SHA-256の3種類に対応しています。SHA-1とSHA-256にはブラウザ標準のWeb Crypto APIを使用し、MD5は独自実装で対応しています。
MD5とSHA-1は現在では衝突耐性に問題が知られており、セキュリティ用途には推奨されません。SHA-256はより安全ですが、パスワードのハッシュ化にはbcryptやArgon2などの専用アルゴリズムをご利用ください。
はい。入力はUTF-8エンコードで処理されるため、日本語を含む全言語のテキストに対応しています。
はい、スマートフォンのブラウザからもご利用いただけます。アプリのインストールは不要です。
このツールはMD5・SHA-1・SHA-256のハッシュ値を確認するためのものです。パスワードの安全な保存には、ソルトやストレッチングを組み込んだbcrypt・Argon2・scryptなど専用のアルゴリズムが必要です。本番環境でのパスワード管理には専門的な設計をご検討ください。
ハッシュは「入力データから、決まった長さの値を計算して取り出す」仕組みです。同じ入力からは必ず同じ値が得られ、少しでも入力が違えば結果は大きく変わります。便利な一方で、「どのアルゴリズムを使うべきか」「パスワード保存に使ってよいか」を誤ると、セキュリティ事故につながります。ここで正しい使いどころを押さえておきましょう。
ハッシュ関数には次の性質があり、これが用途を決めます。
既存システムとの照合で MD5・SHA-1 が必要になることはありますが、新しく設計するなら SHA-256 を選びましょう。
「パスワードをSHA-256でハッシュ化して保存すれば安全」——これは危険な誤解です。SHA系は高速なので、攻撃者は1秒間に膨大な候補を試せます。よくあるパスワードは、あらかじめ計算した対応表(レインボーテーブル)で一瞬に逆引きされます。
パスワードの保存には、ソルト(利用者ごとの乱数)を混ぜ、あえて計算を遅くした専用アルゴリズム——bcrypt・Argon2・scrypt——を使うのが正解です。詳しくは パスワード管理 完全ガイド で解説しています。
「隠したい」なら暗号化、「改ざんを見つけたい・同じか比べたい」ならハッシュ、と目的で使い分けます。基礎からの整理は ハッシュ関数入門 へ。
配布ファイルの横に「SHA-256: a1b2c3...」と書かれているのを見たことはありませんか。あれは、ダウンロードしたファイルが途中で壊れたり差し替えられたりしていないかを確認するためのものです。
手元のファイルのハッシュを計算し、公開されている値と一致すれば「同じファイル」と確認できます。本ツールはテキスト入力のハッシュ計算に対応しているので、設定値やトークンなど短い文字列の照合に使えます。値をコピーして、既存システムの出力と突き合わせてみてください。
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