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画像ガイド

画像形式の選び方 完全ガイド | JPG・PNG・WebP・AVIFの違い

Webサイト・ブログ・SNS用の画像にどの形式を使うべきか迷う方向けに、JPG / PNG / WebP / AVIF の特徴と使い分けを徹底解説します。圧縮の仕組み・対応ブラウザ・実用での選び方も網羅。

公開: 2026年6月12日更新: 2026年8月15日読了 約8TegaruTools

Webサイトやブログに画像を載せるとき、「JPGとPNG、どっちで保存すればいいんだっけ」「WebPって聞くけど、対応しているのかな」と迷ったことはありませんか。画像形式の選び方は、ファイルサイズや画質、見られる環境を左右する、地味だけれど大事なポイントです。

ここでは、Webでよく使う4つの形式(JPG・PNG・WebP・AVIF)の特徴と使い分けを、仕組みにも軽く触れながら整理します。「結局どれを使えばいいの」という疑問にも、用途別にお答えします。

そもそも「画像形式」とは

画像形式(ファイルフォーマット)とは、画像データをファイルにどう収めるかの決まりごとです。同じ写真でも、保存のしかた(圧縮の方法)が違えば、ファイルサイズと画質のバランスが変わります。

圧縮のしかたには、大きく2種類あります。

  • 可逆圧縮(Lossless):データを一切捨てずに圧縮する方式。元に戻すと、画像が完全に一致します。
  • 非可逆圧縮(Lossy):人の目に分かりにくい情報をあえて捨ててサイズを減らす方式。厳密には元と異なりますが、見た目はほとんど変わりません。

4形式のうち、PNGは可逆、JPG・WebP・AVIFは非可逆(WebPとAVIFは両方に対応)と覚えておけば十分です。

JPG(JPEG):写真の定番で、互換性は最強

JPG(JPEG)は1992年に標準化された、もっとも歴史ある形式のひとつで、写真の保存に向いています。スマートフォンやデジタルカメラで撮った写真は、ほとんどがこの形式です。

JPGの特徴

  • 非可逆圧縮で、ファイルサイズを大きく減らせる
  • 色のグラデーションが多い写真に強い
  • 30年以上の歴史があり、ほぼすべてのソフト・ブラウザで開ける
  • 透過には対応していない(ロゴなどには不向き)
  • 編集と保存を繰り返すたびに、少しずつ画質が落ちる

JPGが向く用途

人物、風景、料理、商品写真など、自然な色合いの画像はJPGがベストです。古いブラウザや業務システムが相手のときも、JPGがいちばん安全な選択肢になります。

PNG:線・文字・透過に強い万能型

PNG(Portable Network Graphics)は1996年に登場した形式で、当時の特許問題を抱えていたGIFの代わりとして設計されました。可逆圧縮なので、保存しても画質が落ちません。

PNGの特徴

  • 可逆圧縮で、文字や線がぼやけない
  • 透過(アルファチャンネル)に対応。背景を透けさせられる
  • JPGより圧縮率は低く、写真ではファイルサイズが大きくなりがち
  • 編集と保存を繰り返しても劣化しない

PNGが向く用途

ロゴ、アイコン、画面のスクリーンショット、文字入りの図解、背景を抜いた切り抜き画像など。これらをJPGで保存すると、文字のふちにモヤモヤしたノイズ(ブロックノイズ)が出てしまいます。

覚え方:写真ならJPG、ロゴや図解ならPNG。線のくっきりさが必要かどうかで選びましょう。

WebP:Webサイトの新定番で、JPGより約30%軽い

WebP(ウェッピー)は2010年にGoogleが発表した、比較的新しい形式です。Web用に設計されていて、同じ画質ならJPGより25〜35%も軽くなります。サイトの表示速度を上げたいときに、よく使われるようになりました。

WebPの特徴

  • 非可逆・可逆の両方に対応(用途で使い分けられる)
  • 透過にも対応(PNGの代わりにもなる)
  • JPGより25〜35%、PNGより25%ほど軽い
  • 主要ブラウザ(Chrome / Safari / Edge / Firefox)は対応済み
  • 古いソフトでは開けないことがある(Windows標準のフォトアプリは新しい版で対応)

WebPが向く用途

ブログやCMSにアップする画像なら、まずWebPが第一候補です。表示を速くしたい、サーバーの転送量を抑えたいときに効いてきます。逆に、メールで送る・印刷会社に渡す・Officeに貼るといった用途では、従来のJPGやPNGのほうが無難です。

AVIF:次世代の超高効率。ただし互換性に注意

AVIF(AV1 Image File Format)は、動画コーデックのAV1をもとに作られた新しい形式で、2019年に登場しました。圧縮効率はとても高く、WebPよりさらに30〜50%軽くなることもあります。

AVIFの特徴

  • 同じ画質なら、JPGの半分以下、WebPの70%ほどのサイズ
  • 透過、広色域(HDR)、アニメーションにも対応
  • Chrome / Edge / Firefox / Safari いずれも対応済み(Safariは16から)
  • 古いブラウザや業務システムでは表示できないことがある
  • 変換(エンコード)に時間がかかる

AVIFが向く用途

最新ブラウザの利用者が多く、画像が多くて転送量を削りたいサイト向きです(写真ギャラリー、EC商品画像、メディアのアイキャッチなど)。ただし、重要な画像はJPGやWebPの代替を用意しておくと安心です。

4形式の違いを一覧で比べる

ここまでの内容を、形式ごとの特性としてまとめます。

形式圧縮方式透過アニメーションファイルサイズの目安互換性
JPG非可逆××標準最も広い。どこでも開ける
PNG可逆×写真では大きくなりやすい最も広い。どこでも開ける
WebP非可逆・可逆の両対応JPGより約30%小さい主要ブラウザは対応済み
AVIF非可逆・可逆の両対応4形式の中で最も小さい主要ブラウザは対応済み(Safariは16から)

非可逆は「元に戻せない代わりに軽い」、可逆は「画質をそのまま保つ代わりに重い」圧縮です。写真は非可逆、線や文字が主役の画像は可逆が向きます。

結局どれを使えばいい?用途別の早見表

形式そのものの違いをふまえると、迷ったときは次の基準で選べば、まず外しません。

  • ブログのアイキャッチ・本文画像:WebP(互換性を優先するならJPG)。サイトの表示速度に直結します。
  • SNS投稿(X・Instagram):JPG。サービス側で再圧縮されるので、最初からJPGで送るのが効率的です。
  • ロゴ・アイコン・スクリーンショット:PNG。線のくっきりさと透過が必要です。SVGが使えるなら、SVGがさらに向いています。
  • EC商品画像(拡大表示あり):JPGまたはWebP。AVIF対応にするとさらに軽くなりますが、代替の用意が必要です。
  • メール添付:JPGまたはPNG。互換性がいちばん大切です。
  • 印刷物・チラシ:JPG(高品質設定)またはPNG。WebPやAVIFは、印刷会社の流れに合わないことがあります。

JPGを選んだあとに残るのが「品質の数値をいくつにするか」という判断です。設定を変えると見た目と容量がどう動くかは、 JPEG品質設定の実測比較 で同じ画像を並べて確かめられます。

形式変換と圧縮を実際にやってみる

本サイトには、画像の形式変換や圧縮を、ファイルをアップロードせずブラウザの中だけで行えるツールがあります。データが外部に送られない作りなので、仕事の画像や個人の写真でも安心して使えます。

まとめ:形式選びは「相手」と「目的」で決める

画像形式に絶対の正解はありません。相手の環境(誰が見るか)目的(何に使うか)の組み合わせで、ベストな形式は変わります。

Web表示ならWebP、メール添付ならJPG、ロゴならPNG、最新技術を試すならAVIF。それぞれの得意・不得意を知っておけば、「とりあえずスクショして送る」から一歩進んだ画像の使い方ができます。

よくある質問

写真はどの形式で保存するのがいいですか?

相手を選ばず渡すならJPGが無難です。自分のWebサイトに載せるなど表示環境を選べる場面では、同じ見た目でもより軽くしやすいWebPが向きます。透過が必要な画像や、文字・線が主体の画像はPNGを選んでください。

PNGとJPGはどう使い分けますか?

写真のように色がなめらかに変化する画像はJPG、スクリーンショットや図、ロゴのように輪郭がはっきりした画像はPNGが向きます。透過が必要ならPNG一択です。文字が入った画像をJPGにすると、輪郭がにじみやすくなります。

AVIFは使っても大丈夫ですか?

表示側の対応状況を確認してから使ってください。対応した環境では同じ画質をより小さく保存できますが、古い環境や一部のアプリでは開けないことがあります。相手に渡すファイルではなく、自分で表示を制御できる場面から試すのが安全です。

この記事で紹介したツール

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